懇親茶会忘れ物
お出ましの皆様にはありがとうございました。
お陰さまでつつがなく終了いたしました。
忘れ物がございます。心当たりの方はお問い合わせ欄へご連絡下さい。
令和5年も コロナ感染拡大により、研究会、お茶会などの変更、中止があるかもしれません。
このホームページ 並びに 地区のホームぺージをご覧ください。
関東第一地区ホームぺージ 淡交会.tokyo
地区ホームページまたは自動音声電話にて案内しますので、出席に際してご確認下さい。よろしくお願い致します。
ご不明の点は所属の支部にお問い合わせ下さい。
当ホームページではリアルタイムに研究会、お茶会の状況をお知らせいたします。
当支部ではお茶会に関して優先案内チェックシートで年間の行事を事前予約できるように案内しております。お申し込みを希望される方は、このホームぺージでもお申込みを受け付けます。変更をご確認の上、是非ご利用下さい。
関東第一地区でもホームページを開設しております。合わせてご確認の程お願い申し上げます。
同じ年に生まれた2人はお互いを「むっちゃん」「黄門様」と呼び合い、毎日のようにSNS(ネット交流サービス)で連絡を取り合う。日常のささいな出来事を報告すれば、返信に季節の花々の写真が届く――。生まれ育った場所も歩んできた道もまったく違うが、自分たちを「遠くにいる親戚のような関係」という。東京の古刹(こさつ)の住職と東北の三陸沿岸で暮らす女性を結ぶきっかけとなったのは、12年前の3月11日だ。
「むっちゃん」こと平山睦子さん(66)は、その日も岩手県大船渡市の自宅兼クリーニング店で洗濯や接客に追われていた。午後2時46分、突然ものすごい揺れに襲われた。自宅には米寿を迎えた義母と東京から帰省していた次女がいた。3人がとっさに外に出ると、頭上から「おらのところさこい」。隣に住んでいた男性の大声が耳に入った。
平山さんが住む地域は1960年にもチリ地震津波が押し寄せた。男性宅はそれを教訓に鉄筋コンクリートの頑丈な造りにしていた。「これからどうなるのか」。屋上から町が黒い波にのまれていくのを見つめながら、平山さんは不安に押しつぶされそうだった。幸い程なく夫と合流し、高校生だった長男とは翌日、近所の神社で再会した。
東京に戻った次女と仙台に住む長女を除き、家族は翌日から中学校の体育館や校庭に建った仮設住宅で暮らした。最大で138世帯が暮らし大船渡で2番目の規模だった仮設住宅で、平山さんは物資の仕分けや高齢者の見守りに駆け回った。「自分で考えて働くのが自営業。クリーニング店はサービス業」。長年培ってきた自負が頭も体も動かした。ここでの暮らしが始まってしばらくしたころ、平山さんが「邂逅(かいこう)」と言う出会いが訪れた。